途中、15分の休憩を挟み再び会場が闇に包まれると、ローリング・ストーンズ「She's A Rainbow」にのせ、ゲストミュージシャンが登場し「Norwegian」の前奏をスタートさせると土岐麻子がアジアンリゾートを思わせるパンツスタイルのドレスでステージ中央へ。続けて2曲目「わたしのお気に入り」に突入するも、「自分の曲なのに思い出せない!! 」というアクシデントが発生し、あとで披露することに。
そしてそのままMCに突入すると「今日は本当に幸せです。短い時間ですがお付き合いください」と述べ、「She Don't Use Jelly」や「Waltz for debby」などのカバー曲を次々と歌い上げた。
3日連続で行われる30周年イベントの2日目。
最初に登場したのは女性ボーカルYUKAと、ギターの柾昊佑によるユニットmoumoon。まずは、YUKAがタンバリンを軽やかに鳴らしながら、伸びやかなボーカルで「Do you remember?」を披露してコンサートはスタートした。
普段はポップスを中心にロックな楽曲も演奏する彼らだが、この日はアコースティックライブを展開。柾の柔らかなギターサウンドに、YUKAがしっとりとしたボーカルをのせて歌いあげた「Cindellera」、空にまで突き抜けるような歌声でロマンチックに聴かせた「Tiny Star」で観客を魅了してゆく。そして、大好きな人にありがとうと伝えたくて書いたという「more than love」では、途中でYUKAが感極まって声を震わせて涙目になりながら歌うシーンも見られ、上ずりながらも頑張って声を出す姿が印象的だった。その直後のMCでは「心が揺さぶられて、声が上ずっちゃいました」とYUKAが話すと、ファンからは「大丈夫?」という優しい言葉が投げかけられて会場は温かな雰囲気に包まれてゆく。